夏休みに栃木県日光市にある
日光東照宮に行ってきたので、
楽しめるチェックポイントをご紹介します。
もくじ
地図
まず、東照宮の地図はこのようになっています。
入口からの流れでポイントを説明しますね。
①石鳥居・一の鳥居 (いしどりい・いちのとりい)
最初のチェックポイントは、
マップにはかかれていないのですが、
拝観受付所の手前にある石鳥居・一の鳥居です。
◎1618年 黒田長政(黒田官兵衛の息子)によって奉納
◎花崗岩15個を組み合わせただけ!接着していない!
◎鳥居上部の「東照大権現」の文字は
後水尾天皇が書いたもの。
◎日本三大鳥居のうちの一つ。
他は鎌倉鶴岡八幡宮の一の鳥居
京都八坂神社の石鳥居
鳥居に黒田長政と文字が刻まれています。
②五重塔
五重塔は、一の鳥居をくぐった左手。
こちらも上のマップには入っていません。
◎1650年 小浜藩主酒井忠勝が寄進。
◎一番下の軒下に十二支の彫刻。
正面向かって右から寅(家康)、卯(秀忠)、
辰(家光)となっています。
③ 神厩(しんきゅう)の三猿
◎見ざる、言わざる、聞かざる
物心つく子供時代には、悪いことを見たり、言ったり、
聞いたりさせないようにという教育論。
◎三猿を含めて、8枚の物語で、赤ちゃんが生まれてから大人になるまでが
描かれている。
④上神庫の象(かみしんこ)
◎狩野探幽作品の象の彫刻がある。
日本にはまだ象がいなかったので、
見たことがない象を、想像で描いている。
爪が生えて、耳飾りをしていて、尻尾が4本。
・狩野探幽は京都の二条城の松鷹図(まつたかず)
などの作品がある。
⑤銅鳥居付近の燈籠
◎銅鳥居の付近の燈籠
全国の藩主たちが献上したもので、
それぞれ形や使っている石などが異なっている。
伊達政宗、島津家久など。
誰が献上したのもか探してみると面白い!
政宗と刻まれています!!
◎オランダからの燈籠は葵の御紋がおかしい?
オランダからの大きな燈籠も置いてありますが、
徳川家の紋章の向きを間違えて
つけてしまったそうです。
⑥本地堂の鳴龍(ほんじどうのなきりゅう)
◎天井いっぱいに狩野安信(かのうやすのぶ・狩野探幽の弟)作の龍の墨絵。
焼損して、現在は復元されたもの。
◎龍の頭の下で拍子木を打つと「シャンシャンシャン」と
鈴の音のような音が聞こえる。
⑦陽明門
◎めぬきのりゅう
めぬきとは、刀が柄から抜けないように
止める釘のこと。
門の真ん中に鎮座しているため名付けられた。
別の説で、目が彫られておらず金色で塗られているから
目貫とつけられた。
画竜点睛(目を入れたら飛んでいく)ということから
未完成にしたとも言われている。
◎1本だけ上下逆さまの柱
完成したら崩壊が始まるということから、
あえて完成させずに逆さにした。
◎門番は誰?
門番が門の両脇に座っているけれど、
家紋が、織田家?明智家?太田家?
本能寺の変の後、打ち取られたとも言われている明智光秀が
実は生きていて家康に仕えていた説、
江戸城を作った太田道灌という説。
織田家の家紋に近いから織田だという説。
門番はなぜ虎(家康)に座っているのか??
ミステリーですね。
⑧東回廊の眠り猫
◎眠り猫
猫の裏には、雀が彫られている。
猫は雀の天敵だけどすぐそばで寝ている
「争わない世の中を」をいう
思いが込められている。
◎名工・左甚五郎作(ひだりじんごろう)
⑨奥宮
◎家康公のお墓
◎叶杉
ほこらに向かってお願い事をすると叶う杉。
まとめ
今回は、行く前に予習をして、
子供たちにもこんなポイントがあるよと伝えていたので、
地図を見ながら、覚えていた知識を教えてくれました👍👍
江戸時代にタイムスリップした気分で、
歴史に名を残している錚々たる人物が
そこにいたのだと伝わってきました。
子供たちが歴史を学ぶときに
楽しく学べるきっかけになるといいなと思っております✨
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